ごあいさつ

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現在、全世界で新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、人びとの生活は一変しました。また、ロシアによるウクライナ侵攻など、世界情勢はとても不安定になっています。そして地球温暖化や大規模災害、絶対的貧困、核の拡散、難民、テロ、タックス・ヘイブン(租税回避地)など、世界全体で解決をしていかなければならない課題があふれています。これらの課題に対し、国家の枠組みを超えて一人ひとりができることを考え、行動していく時代がきました。

 

私たち、世界連邦運動協会京都・大阪府支部は、次世代を生きる子どもたちに命の尊さ、平和の大切さ、戦争の悲惨さを伝える「出前・平和学習」を実施してきました。2006年からスタートし、2022年までに京都・大阪府内の小学校35校以上で実施してまいりました。

また、2007年8月には、当支部が中心となって、絵本『平和の種』を制作いたしました。この本は、世界連邦宣言自治体のひとつである京都府綾部市が2003年に実施した「中東和平プロジェクト」において、日本に招待されたイスラエルとパレスチナの子どもたちの心の交流を描いたものです。現在はこの絵本を「出前・平和学習」のテキストとして使用しております。

そして1972年から実施されている「世界連邦推進全国小・中学生ポスター・作文コンクール」についても積極的に活動させていただいております。

 

こうした活動が全国的に広がり、多くの人びとに認知されることで、私たちの念願である核兵器の廃絶と恒久的世界平和の実現、また世界連邦実現への第一歩となるよう、さらなる努力を重ねてまいります。皆さまのご支援を賜れれば幸甚でございます。

 

世界連邦運動協会 京都・大阪府支部

支部長 税所貴一

入会・お問い合わせ

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